ここがすごいよ、日本人!

ここがすごいよ、日本人!



”Why after...?”

という驚きに驚いたことを思い出しました。


これはバスルームやトイレなどの公共の場を使う日本人の清潔さとその後に使う人のことを考えて行う行動の徳の高さについての話です。


話の発端はこうでした。

「日本ではトイレや洗面台を使い終わったらキレイにして出るって聞いたけどホント?」ということでした。

そこで私は「あぁ、簡単にキチンとして出ていく人は多いかもね」というような回答をしました。


そうしたら…

「WHY AFTER.....?」なぜ使った後なのか、なぜ自分が使う前にキレイにして使うわけではなくて、使い終わったあとになんのために…という反応でした。

私はそこでようやくなんでそんな反応か分かったくらいでした。

日本では「次の人のために」という行動が非常に多く見受けられることに気がつきました。

この例の場合、自分が汚いものを使うのが嫌だからキレイにするという自分のためのもので、次の人のことは考えないことがどうやら普通のようでした。


よく日本人の気質を評価されることの一つに私欲にとらわれず冷静に譲り合いの精神があることがあげられます。

例えば、電車に乗るとき。列を作って待ち、降りる方を先におりてもらい、その後先に並んでいる人から乗っていく。日本では正直当たり前のことだと思います。特に意識せずにやっていることだと思います。


ところが、オーストラリアでは列のようなものはなく、座っている人もいればホームの真ん中にいたり、電車に近い位置にいたり、非常にランダム。そして電車が来て停まったドアの近くにいる人はラッキーという感じで電車に乗り込みます。降りる人が先という習慣はこちらにもあるように見えますが、日本ほど徹底的にはされておらず、入り口付近で降りないくせに留まっているため、奥の方の人が出られなかったり、ずっと待っていたのに後から来た人が我先にと乗り込んでいたり。


自分の常識が世界の常識ではないというのは本当で、これは良い意味でも悪い意味でも本当だと思います。

日本人にとって当たり前にしていることが、世界では非常に評価されることもあります。

これは日本の誇るべきことの一つだと思います。


反対に日本で当たり前にしていることが、世界的にみたら謎でいっぱいのことももちろんあります。

こちらについてもおいおい記事にしていきたいと思います。



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オンライン化から見えるオーストラリアの意識の高さ
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コメント
1
2016-05-31 10:12:32
本当にそう思います。日本人の私でさえ、毎度満員電車に乗る度に感じます。ましてや4、5人の時でさえ並びますもんね。誇らしいです。