目標を持って海外へ行くべき？

目標を持って海外へ行くべき？

海外に行く前にふと考えたことはありませんか？

留学で来る人たちは学校へ行く地点で、英語が喋れるようになりたいとか将来英語を使う仕事がしたいとか海外に住みたいとか色んな目標を最初に設定して来る人がほとんどだと思います。

先日、高校生からこんな質問をいただきました。

「海外に行く前に目標を決めてから行くなら安心だけど向こうで見つけられないって言われるのでオーストラリアへ行く一歩が踏み出せない。どうしたらいいか迷っている。」

こういった内容でした。

１０代のうちに海外へ行ってみたい！というだけでもそれも立派な目標なのではないかなと私は思いました。

行きたくても行けない人だってたくさんいます。それを実際に実行に移せるかどうかというのは立派な目標なのでは？と感じます。

なぜなら、海外に住む。

日本と文化も違うし、言葉も違う。家族がみんな一緒に来て住むわけでもない。
たった一人で異国の地で一から生活をスタートする。それを高校卒業したらお金を貯めて海外へ行きたい。
なんなら永住できるなら永住したい！

それを聞いた瞬間、なんて素晴らしい目標なんだろう！と思いました。

私はギリギリでワーホリに２９歳の時に行きましたが、２２歳の頃に海外に行ってみたい！と思った時行動にすぐ移せず気づいたら２９歳。社会人を経験してオーストラリアへ来たことは良かったなと感じることもありますが、若い時に実行に移せるとその後目標を考える時間はもっとあります。

例えばオーストラリアが微妙ならカナダへ行ってみる。

海外生活経験したけどやっぱり日本の素晴らしさに気づき日本で生活。

日本で生活しながら海外出張へ行くような仕事がしたい。

など色んなことを考えることができますよね。

ギリギリだと次はカナダでワーホリ！なんていう選択権が年齢で限られてしまい、行ける道が狭くなることもあります。

目標を持って海外に来ることも素晴らしいですが逆に海外に来て次の目標を見つけて帰国した友達だっています。

海外へ踏み出す一歩、目標の大きさを考える

最初から大きな目標を作ろうとしなくてもいいんです。

海外でこれをやってあれをやって帰国したらこの道に進んで・・・・

考えるのはとても楽しいですがその道を作るまでのプロセスが今度は必要になってきます。

そうするとあれもこれもやらなきゃいけない。やれるか不安。どうしようどうしよう・・・・。

どんどん考えすぎて今度はわからなくなってきた。

というような負のループに陥ることもありますよね。

そんな時、目標の大きさを考えてみてください。

例えば

海外へ行ってみたい。住んでみたい。

という目標設定をしたとします。

この地点ではまだ海外へ行っていないし実際住んでやっていけるかどうかもわかりませんよね。

これを実行に移したとします。

が、しかし、海外生活が合わず３ヶ月で帰国しました。

考えてみてください。

最初の目標設定が「海外へ行ってみたい。住んでみたい。」

これが最初の目標でした。海外へ実際踏み出して一人で異国の地へ行き、実際に生活をした地点で立派な目標設定のクリアです。おそらく帰国した気にはその目標はしっかり果たせたという自信につながることでしょう。

周りはすぐ帰ってきたんだね。と思うかもしれません。でも、周りの人みんなが実際海外に住んだ経験がある人ばかりか？と聞かれると日本の場合、海外に住んだことがないという人がまだまだ多いのが現状です。

海外旅行が初めてという人もいるかと思います。

最初にあれもこれも考えすぎて大きな目標設定を作ると大変なので最初は小さな目標設定から始めるといいかと思います。若いうちに海外へ行くにこしたことはありませんが、私のようにギリギリでワーホリに行ったとしてもその後目標を見つけている人もたくさんいます。

ギリギリだとガンガン突き進む行動力が海外で養われてそれを日本ですぐ活かせる人も多い気がするので年齢ギリギリできても何も問題はないような気がします。

今回のブログで海外へ行きたいなと思う人達のきっかけが少しでもできたら私は嬉しく思います。

海外生活で質問などありましたらお気軽にお尋ねくださいね。

また次回のブログをお楽しみに！！