英語ができないと感じた時

英語ができないと感じた時




英語は使えた時に、できたなとか伸びたなと感じると思います。

反対に英語ができないと痛感する時、、、もちろん言いたいことが言えなかったり、つたない言い回ししかできない時や会話に入っていけない時にも感じますが、特にその言葉自体を知らないということに直面し、それが日本語だと知っていて当然のようなものだと悲しくなるほど落ち込みます。


それまでは会話の中で総合的にできなさを感じることが多かったのですが、最近記憶しているショックは「Hemorrhage」という単語でした。意味は「多量の出血」というものですが、出血するという「Bleed」は知っていましたし、出血が多いなら「Bleed a lot」としか表現したことがなく、「Hemorrhage」という単語が存在することすら考えたこともありませんでした。


その時に、自分が日本にいて、みんなで話をしている時に「大量出血をして…」というような話をしている時に、「大量出血って何?」というレベルのことが自分にはわからなかったのかと思い、オーストラリアに来て数年目にどんよりとしたショックを受けたことを今でも覚えているのです。。


日本にいて、出血多量とか大量出血という言葉を知らないという人は少ないと思います。

もし出血多量という言葉がわからなくても、どういう意味と聞いて、出血が多いことだよ、と説明してもらえればわかると思いますが、私が気になったのは出血多量という言葉を知らないということにあると思ったのでした。


第二言語だから使わない言葉は知らないし、知らない言葉は使わない。

だけどその国で生きてく上で、そういった知らない言葉は恐ろしいほどあるし、自分が日本語で出血多量という言葉を知らないということ自体がやはりショックなのです。


こういったことを思い出したのも先日こんなことがありました。

「座骨神経症」

知らない人もいるかもしれませんが、日本語だったら知っていて、内容についても多少の知識があったのに、英語で「Sciatica」と言われると、全く何のトピックで話をしているのかもピンとこないのでした。


こういったことから学んだことは、英語のスコアでの判断ではなく、第二言語はいつまでたってもなかなか現地の人と同じようなレベルにたどり着くのはまだまだ先が長いということ、だからこそいちいち傷ついてもいられないな、と気持ちを変えていくしかないなということでした。


  1
  1
どの国で何をしたいのか、どうしたいのか
Back
2017年6月5日メルボルンでテロアタック発生
Next
メルボルンの実用的な情報や、健康関連の情報などメルボルンの生の様子、今の様子が分かるよう役に立つ情報をお届けできればと思います。
コメント
1
2017-06-06 13:48:37
ちょうど同じように落ち込んでいたので、記事に救われました!第2言語は、どこまで行ってもわからないことは出てきますよね。
私も同じようなことを近々記事にしてみます。
おすすめシェアログ